この年に最初の時計を製造したことから、私たちの旅は始まります。創業当初からモーリス・ラクロアの目標は明確でした。それは、高い知覚価値を提供する厳しい基準でテストされた高品質の時計を作り出すことです。

スイスのテニス選手、ロジャー・フェデラーと3年間のパートナーシップを締結しました。当時、フェデラーは男子プロテニス協会（ATP）のランキング1位に君臨し、その後も長年にわたってこの順位を維持しました。フェデラーの才能を見抜き、その成功への意欲を評価したモーリス・ラクロアは、ロジャー・フェデラーのモデルを製作し、テニス界のスターは、様々なイベントやプロモーション活動に参加しました。

当初、DKSHは消費財、ヘルスケア、機能性素材、テクノロジーを手掛けるグローバル企業として、アジアにおけるモーリス・ラクロアの独占販売権を獲得します（2008年）。その3年後、DKSHは高級時計部門への進出の一環として、ブランドの株式の過半数を取得しました。

1990年代の「カリプソ」に着想を得て、都会的なスタイルを取り入れた「アイコン」は、革新的なイージーチェンジャブルシステムという独創的な機能を搭載し、かつてないレベルの自由度を実現しました。クォーツムーブメントを搭載して2016年に初めて発表された「アイコン」コレクションは、カラー、コンプリケーション、サイズ、素材を豊富に揃えるまでに成長。今やモーリス・ラクロアのベストセラーになっています。

#Timecodeは、ミレニアル世代の共感を狙ったオンラインゲームです。ウォッチブランド初の参加型ゲームとなったオンラインのアドベンチャーでは、プレイヤーは刻々と変化する地図上やソーシャルメディアに公開されたヒントからタイムコードを探しました。ゲーム終了時に最も多くのタイムコードを集めたプレイヤーが、わずか500本の「アイコン ベンチュラー限定モデル」を手にしました。

「オーシャンバウンド プラスチック廃棄物のアップサイクル」を専門とする#tide社とのコラボレーションにより、「AIKON #tide」コレクションを発表。都会をテーマにした色鮮やかな時計が様々に揃うモデルは、タイドオーシャンバウンド プラスチック「#tide」にグラスファイバーを組み合わせて製造されています。この素材はパッケージにも使用されています。実際、ボックス入り時計1点の製作に必要なペットボトルは17本。つまり、海に捨てられるペットボトルを17本減らすことにつながります。この取り組みの一環として、モーリス・ラクロアは倉庫やロングテールボート、設備や教育プログラムに資金提供を行っています。さらに、タイ周辺の海から1,000万本のペットボトルを回収することを約束しています。